échapper

湿った みずが 滞り

それが こころを 冷やして いるの

悲しい みずが 止まったままじゃ

やさしい 想いも 受け止められず

冷えた こころを 大事に かかえ

背中を まるめて 動きを 止める

止まった そこに あるものは

疑心暗鬼と 怒りと 不満

自分の 陰に 飲み込まれ

自分の それを 味わい尽くし

そんな 自分が 観えてきたなら

力んだ こわばり ゆるんで いくよ

かわいた 風が きっと吹いて

陰の 湿りを 昇華する

流して 流して 軽くなったら

丸めた 背中を 立て直し

お日様 当てて かわかし ながら

新たな 一歩を 踏み出そう

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