神棚を 見上げながら 一心不乱に 尻尾を 振ったり 深夜...だってのに そりゃあ ものすごい 勢いで 玄関...に 向かって 吠え続けたり かなは ときどき 不思議な 子だった そして かなりの 強者だった あの子は たぶん “神様”が とても とても 大好き...で だいが やきもち やいちゃうくらい “神様”のことが 大好きで... そりゃあ “神様”だって そんな かなが 可愛くて 愛しく 思って 下さって まあ あれですか... 「完全無欠の 相思相愛」...って やつですか だけどね 神様... ごめんね 神様 あの子は ときどき こちらに 居ます もちろん だいも 一緒です 心配していたら ホント... ごめん。