開拓者

新しいものを 産み出す ときは

風向きを キャッチして 舟を 出そう

研ぎ澄まされた 体感で

五感と 共に 前へ 進む

日常のなかで 起きてくる

ほんの 小さな 出来事や

目に 飛び込んでくる 現象が

何かを 訴え かけてくる

手離す ときの 苦しみや

その先に ある 風景を

五感と共に 味わい ながら


開放とは

扉の向こうで 控えてる

 新しい 課題を 迎え入れる

  その 準備に すぎないのだ...


そんなこと...

  思った

祈り

「こころの 平和を 守って 下さい」

いつだったっけ...

たぶん 高校に 入った ころだ

いつの間にか 習慣に なってた

夜 寝る前の

  お仏壇への ご挨拶...

ある日 思った

“ 何か お願い しちゃおうか ”...って

色々...考えてみる

あれこれ...想像してみる

“お願い”は 沢山 あったけど

なかなか ひとつに 決められない

...

結果 これだ! ...と つぶやいて みた

 「こころの 平和を 守って 下さい」

もしも

 一つ一つの 希望...というものが

次から次...へと 叶ったとしても

これが 無いと 落ち着かないよ...

そんな 風に 心が 言った

着地点...の ようなもの

あれから ずっ...と

 今も 変わらず

いつも こころで 祈っている

 「こころの 平和を
 守って 下さい」


追記

...でね...

お仏壇...て

ご先祖さまへの

感謝の場所...
 
 だったはず

ごめんね ご先祖様

お行儀 悪くて
 ほんと
  ごめん!

感謝と
 一緒に
 “大好き”ですよ

こんな
 わがままな
  私 ですが

これからも
 どうぞ
  よろしく...です。

開放

私の 魂が

真から 自由を 求めるとき

心が それを 望むなら
   
トリ...が 空を 飛ぶように
 
  どこへ だって 行ける


開放...というものに対して

 恐れが あると するならば

右往左往 することを 止め

 一旦 そこで 立ち止まり


深く 深く 息を 吸って

 細く ながく 息を 吐く

大地に しっかり 足を つけて

 くり返し...

  くり返す...


自分が 何を 望んで いるのか

 自分は 何を したいのか

そこに 焦点を 合わせ つづけ

 くり返し...

  くり返す


たとえ ひとに 裏切られたとしても

 それは 単なる 通過儀礼

心を射抜く 絶望は

 インスタントな うそっぱち


なんて ことは ないんだよ

“自分で 自分を 裏切る”...こと

これさえ しなければ 大丈夫

裏切る ひとの その意識に

自分の 心を 同調させない


そこから しっかり

 手を 離...す


自分の 意識を 自身に 戻して...

 遠くの 景色を 眺めるように

  ただ ただ 静かに

   通り...過ぎる


そんな 風に してみると

案外

 大丈夫な

  もんなんだ

三日月

相変わらずの 早起きで

カーテン 開けて 空を みると

オレンジ色の 三日月が

今朝は やけに 押してくる


深い 空は 濃紺...で

そこに どっしり 構えてる


「三日月ですが それが なにか?」

あらら あなた 話せるの?

満月 パワーに ひけを とらぬ

一歩も ゆずらぬ 存在感


あまりに 力...が 強いので

早朝だけど まだまだ 夜か

なんだか 一日 得した 気分


欠けてる 部分も 愛おしい

見えない ところに 思いを 馳せる


ここにも “まる”が あったんだ


夜から 朝への はしわたし...

見えない “まる”に 後押しされて


今日の 朝に

  敬礼...だ

離れ小島

孤独と 仲良く なっちゃって

なんとも 言えない 空気感

深く 深く 息を 吸って

細く 長く それを 戻す

そうすると...ね

立つ 足元の 裏側で

意識が 起き上がってくる

“地”の 意識...
  それとの 共振

地...や 木々が
 上下に 動いて 息を してる

それに 合わせて しばらく すると

“火”が...
  下から あがって きてね

頭の てっぺん つらぬいちゃって
 上へ 上へ...と
  のぼって ゆく

きれいな らせんを 描き ながら...

するとだね...

孤独の お陰で 思い出す

自分は ひとりじゃ ないって ことを

大切に したい
 ひとたちが
  沢山 居るんだって ことを

一周 まわって
 ここに 戻...る

まったく もって
 ごくろう さん

通りすがり

画面の なかから 飛び込んできた

 通りすがりの “ありがとう”

しょっちゅう 聞いている 言葉だけれど

 なんだか とても 新鮮で

初めて 耳に するような

 とても 不思議な 感覚だった


ほんの 一瞬の “ありがとう”

誰が...伝えて いたのかな

 誰に...伝えたかったのか

ちゃんと 届いて くれたら いいね

通りすがりの 私でさえも

じ...んと 胸が あつく なる

通りすがりの 私だけれど

思わず お返事...したくなる

“こちらこそ...ありがとう...”

心の中で つぶやいちゃって...

 そしたら なんだか 泣けてきた

こんな

 “ありがとう”

   はじめて...だ

強く 深い

 “ありがとう”


産まれたての

 “ありがとう”に

   こころから 感謝

無心

自分の いのち...を
 なにに つかうか

“生きている”...という
  強い 実感

そこから あふれ出てくる
 何とも 言えない 幸福...は

たぶん
 生まれて はじめての
  つらぬかれる かのような 体感だった

“何も こわくない”

 “恐怖心が まったくない”

ある方...を 守るという “強い”意思...

いや そうではない

強い...という 概念は なかったな

力は 抜けている

“自然”なこと...だ
  あたりまえの こと

自分が する こと...
 こんな 感じ

仲間も 数名

お互い
 言葉は出さずとも
  心...の なかで わかってる

自分の役目...立ち位置を 知る

誰一人として ゆらいで いない

戻って こられるとも 思っていない

どの場所で どんな行動...で

 自分の いのちを 最大限に 使い切れるか

  それだけだ

 “無心”...という 境地

そんな 夢を みた


弱虫で 泣き虫で

 とても こわがりの こんな 私...が

対極に在る そこに 至る

 体感を させてもらった

夢...とは ほんとうに 不思議な 世界

あの 仲間 たちも 同じ...かな

 無心...に あった 仲間たち


会える...のかな

 会いたい...んだよ

  こころ から