ツルの恩返し

「まあ いいじゃん」...

  そこに こっそり かくれてる

「それって だめじゃん」...ってこと

  たくさん ある

“ツルの恩返し”
  思い出す

ちゃんと 約束 守っていれば...

「ここには 入ってこないでね」
  ツルさん 本気で
   お願い したのに

「はい はい わかったよ」...
  おじいさん きちり...と
   約束 したのに

なのに
 おじいさん
  欲張っちゃった

約束 やぶって
 不法侵入 しちゃったの...

人の 大事な テリトリー
 踏み込まれたくない テリトリー
  勝手に 入り込んじゃ ダメだよ

それ...
 よくないよ...ね

「オレ と お前の
  仲じゃんか...」

これ これ これが
 要注意

ゆれてる ハタは
 黄色...だよ

“親しき仲にも
  礼儀あり”

“親しいからこそ
  気を付けて”

ちゃんと 意識
 してないと

つい
 忘れがち...なこと

自戒...を

 こめて

WAIT

「待つ」と いうこと...

人によっては
 がむしゃらに
  動き続けることよりも

その何倍もの“エネルギー”を
 そこに 消費してしまっている...
  そんなこともある

まったく急ぐ必要のない
 なんてことのない
  ただ...のドライブ

ほんの少しの渋滞に
 自分のイライラを
  抑えることが出来ない

人が混んで
 レジに並ぶ ちょっと 長い列

そこにさえ
 心を納得させることが
  出来なくて...

“イライラ”に使ってしまう
  エネルギー...

ああ...
 もったいない

仕方のないことに
 意識をもっていかないで

その時間を
 他のことに つかって
  楽しんじゃえば いいのに

車の中なら
 音楽かけて 歌っちゃうとか

長い列に 並ぶなら

 カゴの中の食材で

“なに つくろうかな”

“どんな 味付けに
  しようかな”

“冷蔵庫には
  あと何があったっけ”...

そんなこと
 考えていたら

あっという間に 順番は来る

頭の 整理も 出来ちゃって
 むしろ うれしく なっちゃって

ちょっとした気持ちの
 切り替えが

そのとき そのときを
 豊かなものに 変えてくれる

「待つ」ことだって

「待たされる」ことにだって
  ギフト...は いろいろ
   あるんだよ


追記

そこにある

“おかげ様”...を

  みつけながら

気分が

 良くなることに

  エネルギーを使いたいね
 
もやもや を 明るさに

 人生
  
  がらりと
   
   変えちゃおう

朗読

自分の心に かくれている オニ

いつもは なかなか 会えない オニ

もしも 突然 出会ったら

もしも ひょっこり 顔を 出したら

あわてて ドアを 閉めないで

いきなり 背を向け 逃げないで

たまには それと
 向き合ってみて

逃げずに 思いを きいてみて

いつも 出会うと
 逃げられていた オニは

ちょっと びっくり
 するかもしれなくて

だけど なんだか うれしくて

思い...を 話して
 くれるかも しれない

ホントのホントの
 「本心」を

打ち明けて くれるかも
 しれないよ


追記

「泣いた 赤オニ」

小学校二年生のとき
 国語の時間...だったっけ

その童話を
 朗読してくれた
 “男の先生”がいた

泣きながら...
 ポロポロ ポロポロ 泣きながら
  時々 声を つまらせながら...

忘れられない
 やさしい 先生 
  心に 響く
   朗読だった

いま 私は
 大人になったけど

もう一度...
 もう一度だけ

あの教室で
 あの机に本を拡げて

少し きしんだ あのイスに座り

「泣いた 赤オニ」
  聞いてみたいな

あの やさしい
 声が ききたくて
  たまらなく...
   なっちゃった

先生 今でも 元気かな
 やさしい 日々を
  祈って います

バースデイ

一日 一日...

来る日も 来る日も...

一歩 一歩 前へ 進む

ていねい...に

少しずつでも 成長してゆく

“その こころ”

それさえ... あれば

「歳」を 取るのも 悪くない

たとえ 今が
 いくつで あっても

そんな 風に
 過す 日々は

きっと 喜びに
 つながっているはず

いつも いつも 新鮮で...

生まれたばかりの
 赤ちゃん みたいに...


最初は 母の おなかを借りて

  ここに 生まれて きたけれど

今度は 自身で カラをやぶって

 自分で自分...を 産んでみる

自身の “まる”を

  胸に いだいて

感謝

きれいに きれいに
 ゴミを 出す人がいる

生ゴミが
 すけて 目にふれないように
  新聞紙で ちゃんと くるんで...

収集してくれる
 方たちの為...をも
  思って

ああ
 これ
  いいな

“ゴミの出し方”で
  その人の 生活が
   見えてくる

“ゴミの出し方”で
  その人の
   生き方が
    うかがえる

「ゴミ」だって
  いい加減に
   じゃけんに
    あつかわれるより

ていねいに
 整えて
  もらえれば

そんな風に
 出してもらえれば

胸張って
 いられるもんね


“ぼくたち 私たち
  充分に お役に立ったので
   次...に ゆきます
    ...ってね

堂々と
 収集の車...に
  乗って ゆけるよね

感謝...して
 大切...に
  出そう

きれい...に
 出そう

そんな
 風に
  思った


あ...だけど

 カラスくん...

  おこる かな...

相棒

その人から 出る
ことば...

そのことばに
 どんな 色が あるか
  ちゃんと みる

どんな 音が 流れてるのか
 しっかりと 聴く

とても 大事な こと

そんな 風に
 思うんだけど

”そんな めんどうくさいこと
  やってられないよ”

”いちいち なんだよ
  疲れっちゃうよ”

確かに
 そうだ

めんどくさい...

だけどね
 やっぱり
  大切なこと

「習慣」...だよ

だって
 みんな
  毎日 歯磨き  するじゃない
   毎日 ごはん  食べるよね
    毎日 ちゃんと 眠るよね

顔 洗ったり
 おふろ 入ったり
  お掃除 したり

「身体が 求めること」...に
  反応して

色々 やって いるじゃない

同じだよ

「心が 求めるもの」...

好きな 音楽きいたり
 観たい 映画を観たり

時間を つくって
 友達と おしゃべりしたり

きれいな 風景
 観に行ったり

その 仲間に
 入れて あげれば
  いいだけ...だよ


こんだけ 多くの人たちと
 関わっている 毎日だ

何を 受け入れ

 何に NOというか

様々な 迷いの中で

常に 選択を せまられる


その人の 行動に
 何を みるか

その人の ことばに
 何を 感じるか

ちゃんと みて
 しっかり 本質を
  感じ取ること

これが できれば
 迷いは
  減るよ


「こころの平和」

  ここに 繋がる

最強の

 相棒と

  なってくれる


その ”すべ”を

 身につけてみると

  いいんじゃ ないかな

リズム

うれしい
 気付きに
  出会ったら

その
”リズム”に
  感謝して

何かに
 挑戦
  してみよう

「恩返し」

それは
 とても
  深いけれど

”重さ”は無くて
 ”軽快”...だ

背中を
 やさしく
  押してくれてる

そこに ”在る”
 強い 守り...と
  確かな 愛情に

心...が
 軽く
  なるようだ