まる

二元性の 相反するもの

陰と陽との この カタチ

バランス 取れれば 解放される

安らかに 在る 完全体


両方 持ってて それが 真実

両方 在って 理に かなう


自然の中に 在る者たちは

見事な 程に 無理が無い

それを するのは 人間だけだ


人も 自然の 一部であると

思い出せば いいだけのこと

なんだか そんな 気がします


心が おだやかで ある為に

forgiveness

ちょっと 振り返って みたときに

自分が どれだけ ゆるされて きたのか

自分が どれだけ ゆるして きたか

エゴを 背負った 人間の

重い こころを 助けてくれる

これも ひとつの 恩恵なんだ


真夏の夜の 水辺で遊ぶ

鳥の声

跳ねる音

ピチョン パチョンと 空に 響く

じ・・・と 目を閉じ 息を こらす

聞いている

耳に鳴る

-赦し-という この静かな 世界

CASSE-tete

自分の 人生の パズルを 完成させたくて

うっかり なくした いくつかの ピースが あるとして

ある者は 意欲を なくし 未完のままを 良しとする

ある者は そこに 絶望して パズル そのものを 放り出す

ある者は 足りない ピースを 他者の そこから 盗み取る

そして ある者は

なくした ピースを 形取り

ひとつ ひとつを 形取り

ゼロから つくり上げてゆく

そこに 注がれる 膨大な 時間と

果てしなく 強いられる 忍耐は

それを 上回る 力となって

その ある者を 支えて くれる


どんな 手段を 使うのか

それは みんな それぞれだ

自分で 選んで 自分で 決める

人生は 選択の 連続だ

選んだ ものこと 考えが

その人の 人生と なってゆく

 ん・・・

人を 好きに なったとき

人に 想いを 寄せたとき

純粋に 進めば いいけれど

なんだか 自信が 持てなくて

迷子に なっちゃう ときがある

こころは はたして 本物なのか

想いに ぶれは ないのかと

こころもとない 少しの 不安

そんな ときは “WAIT”が カギ

“待たせる”ことが つらいのか

それとも “待つ”が つらいのか

そこに 答えが ちゃんと 在る

さてと あなたは どっちかな

回復

三本の 針が 抜けた

こころに ささっていた 針が 抜けた

いつ ささった ものなのか

どんな 意味を持つ ものなのか

手に取り 見つめて みたけれど

そこには 何も 書いて なかった

わかった ことは 数字だけ

三っつ という 数字だけ

今年は なんだか 不思議な 年で

素直と 正直 そこから 祈る

これが 大事に なるのかと

そんな 風に 思ったよ

何の 意味が あるのだろう

わけもなく 涙が あふれて くる


心を 流して くれて いるのか

心を 洗って くれて いるのか


強く あらねば ならないと

弱った そこに 鞭を あてて

善人で あらねば ならないと

抗う それに ふたを おろす


押し込められた 苦しみは

助けてくれと 声を 上げて


ならば いやして あげようと

ほんの 少しの セイジを 焚いて

だけど 届く はずもなく

ふたを 開けてと 悲鳴を もらす


そんな ときは 外に 出て

強い 風を 呼んで みようか

重い ふたを 持ち上げる

助けに なって くれるから


つくった 笑顔も 明るい 声も

一旦 全部 吹き飛ばす

風には そんな 力が あると

自分を 信じて それを 呼ぶ

静寂

-悲しい 海を みた-


寄せては返す 波の音が

心を つかんで はなさない


そこに 何が あるのかと

たずねる ことも できなくて


繰り返される

“息”...のように

音の リズムに 自身を 寄せる


なにかが 聞こえやしないかと

こころが 必死に 耳を 澄ます


波と それが 同調すると

とたんに 浮かんで くるものは

みたこともない 静けさで


一歩たりとも 踏み込めぬ

力強さと 守りの 祈り


砂の器が 崩れぬように

立つ 足元を 感じたのなら

自分に できる ことと 言えば

音の リズムに 心を 寄せて


-表の 目を閉じ 祈ること-


 他に 何が あるだろう